《アイデアいっぱい かばんちゃん》 けものフレンズ 考察・評価 No.002

けものフレンズ

 

《アイデアいっぱい かばんちゃん》

 

カテゴリ レベル コスト パワー ソウル トリガー
キャラ 3 2 9500 1
特徴
黄色 フレンズ・帽子
フレーバー
なんの動物かわからないんですが、かばんです
特殊効果
【永】あなたの控え室のクライマックスが2枚以下なら、あなたの手札のこのカードのレベルを-1。

【永】他のあなたの、《フレンズ》か《メカ》のキャラ1枚につき、このカードのパワーを+500。

【自】このカードが手札から舞台に置かれた時、あなたは自分の山札を見てイベントを1枚まで選んで相手に見せ、このカードの下にマーカーとして裏向きに置き、その山札をシャッフルする。

【起】[手札を1枚控え室に置く]あなたはこのカードの下のマーカーを1枚手札に戻す。

 

可能な限り飽きずに頑張るけもフレ考察、第二回は《アイデアいっぱい かばんちゃん》です。早出しキャラですね。通称デカイケツ。

 

《アイデアいっぱい かばんちゃん》 考察・評価

 

 

 

クライマックス参照の早出しはどのテーマにも多く、概ねこういうカードは2巡目をレベル2に合わせるのがベスト。そう考えるとこのカードは複数枚を積み、手札に温存しておきたいカードとも言えますが、反面それまでは手札で腐ってしまうカードです。

4枚投入をする場合はイベントが多くなるため《遊びの天才 コツメカワウソ》、《うー!がおー! サーバル》といったトップ参照の強効果のヒット率が低くなるのも困りもの。

 


 

 

けもフレには疑似リフを可能にする《“ガイド”ハ マカセテ ラッキービースト》があるので、この早出しは他のタイトルよりもやり易いところはあるかと思います。ただし《“ガイド”ハ マカセテ ラッキービースト》の効果を用いてまで積極的にこのカードを早出ししたいかは微妙なところです。主な理由は2つ。けもフレのカードプールにはより優秀な早出しと電源があることと、サーチできるイベントが早出しにそこまでマッチしていないことです。

 

①優秀な早出しと電源

 

 

けもフレの早出しと言えば赤には《森の王 ヘラジカ》がいます。こちらのカードは早出し条件が非常に緩く、おまけにCIPで回復も付いているのでかなりの安定力。早出しを狙うのであれば赤をメインにした電源扉の方が向いているように思えます。

 


 

 

打点としては最大11500と、早出しとしては合格点であり、返しに対してもそこそこの硬さはあるでしょう。これはレベル3帯の《フレンズとこんにちは かばんちゃん》と同じ数値であるため、《なんでも気になるサーバル》でも書いた通り、けもフレでは優秀な方と言えるでしょう。コストはかかってしまいますが、レベル応援と同時に早出しで出した場合、相手は早出しメタを出さない限り苦戦を強いられることになるかもしれません。

 


 

 

尚硬さに関してはそこそこ優秀ですが、行き11500の火力に関しては《いつも全力 アライグマ》、《遊びの天才 コツメカワウソ》という2枚のレベ1パワースパイクカードがあるので、けもフレ内では特筆すべき火力ではありません。

アライさんはフェネックからの応援リクル+コツメ+対応クラマで12000もの火力を叩き出せる為、単純に対面を割る為というのであれば、(緑では)全く間に合っていると言えるでしょう。

 


 

 

また、早出しメタを出されてしまえば、いかにパワーが高くともつぶれてしまうのも困りもの。とりあえずの硬さはもっていますが、より重要であるそれ以外の効果が早出しに向いているのか否かを考える方が良いと言えましょう。(コケン等のカウンターへの対策としてはサイドアタックを選択するという手もあります)

 

②サーチできるイベント

 

 

このカードの最大の特徴であるイベント疑似サーチは、山札の圧縮+必要なイベントをサーチするという点で中々の優秀さです。けもフレのイベントには種々ありますが、特にサーチしたいのは《力を合わせてどっこいしょ》と《紙ヒコーキ》でしょう。

 


 

 

《力を合わせてどっこいしょ》はレベル2帯からのけもフレの耐久力を押し上げてくれますが、このカードをサーチする為だけに《アイデアいっぱい かばんちゃん》を積む場合、「デッキが2巡目に突入しているのに、思い出処理のあるカードの利用を狙う」という点で若干のかみ合わなさが発生してしまいます。勿論強いことには強いのですが、《力を合わせてどっこいしょ》は早期に発動させ、次のリフに備えるカードでもあるので、こちらのみを狙うのは少し厳しいでしょう。

 


 

 

 

けもフレ最大の防御札である《紙ヒコーキ》は3レベ3コスと非常に重いコストを必要としつつも、次ターンのダメージを確実に軽減してくれる存在。ただしこのカードを含めコストが5もかかる上、レベル3帯でないと発動できないので「早出し」という点ではかみ合わなさも見受けられます。

つまり「早出し」かつ「イベントサーチ」の両方で考えるとどうしても流れが不自然になってしまう。それがこのカードの難しいところであると思います。

 

主な用途はレベル3?

 

 

そういうわけで、個人的にこのカードは「早出し」を意識せず、レベル3での平均的な能力を持つのイベントサーチキャラとしての活用が適切なのではないかと思っています。主な使い方は「紙ヒコーキ」のサーチ。ヒコーキがない場合にどっこいしょをサーチする、と言った感じで、CIP回復とは違った防御的な使い方ができるキャラという感じに。

結果的にはCIP回復より大きなダメージ軽減量となるので、コストはかかるものの、終盤の動きをより着実なものとしてくれるカードです。ただし《紙ヒコーキ》はコストが重くそこまで積めない上、このカード自身も事故の原因となる為、メインでの活用は若干難しいともいえるでしょう。

 

《アイデアいっぱい かばんちゃん》 総評

 

 

《アイデアいっぱい かばんちゃん》の総評として、単純な早出しを狙うのであれば《森の王 ヘラジカ》の方が優秀な印象です。そもそも赤は電源があるので疑似的な早出しを繰り返せる点を考慮しても、黄色のこのカードが同等の活躍をすることは厳しいでしょう。

ただしこのカードから《紙ヒコーキ》に繋げる動きはデッキの圧縮、ダメージの軽減共に非常に優秀であるので、詰めの段階で是非発動したい効果でもあります。黄緑で2,3毎、ないしは《紙ヒコーキ》をメインの狙いとしたピンにて、「レベル3のキャラ」として活用するのがベストかと思います。